愛着障害という言葉を知ったこと
アダルトチルドレンという言葉は以前から知っていたが、愛着障害という言葉は初めてだった。
人間関係に悩み、ふと検索したときに出てきたサイトの中で出てきた言葉だ。
愛着障害
愛着障害(アイチャクショウガイ)とは - コトバンク
乳幼児期に長期的に虐待やネグレクト(放置)などを受け、子どもの頃に得るはずだった他者、特に養育者に対する安全感・安心感を獲得することができなかったために引き起こされる障害の総称。同障害は抑制型と脱抑制型の二つに分類されている。前者は人との関わりにおいて、適切な形で関係を開始したり、反応したりできず、過剰に警戒心を抱き、誰とも親しい関係になれない傾向がある。後者は他者との適度な距離感が理解できず、警戒心なく広範な人間関係を形成しようとして、知らない人に話しかけたり、なれなれしく対応し、その後、過剰にベタベタしたりする。両者とも他者との適切な距離感がとれず、非常に不安定なのが特徴である。
他者と適切な距離感が取れないというのは、まさに自分だと思った。
そういうことか。この生き辛さはこれか?
そう思って、愛着障害に関する本を読んだ。
- 作者: 岡田尊司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/09/16
- メディア: 新書
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…これ私や!となりまくった。衝撃。
カテゴライズされることの妙な安心感。
向き合わなくてはいけない高い壁がはっきり見えた絶望感。
でも総合的にはポジティブだ。克服したい。
本当に愛着障害かどうかはわからない。でもそれにすがる以外救いはないだろう。30歳にして気づいてよかった。本当はもっと早く気づきたかったけど。
上記書籍では、抑制型を回避型、脱抑制型を不安型と書いてあった。
そして回避型と不安型、両方を持つ恐れ・回避型…私はこれだった。
相反する2つのタイプを持っているのだから複雑だ。
人と仲良くなりたい、愛されたい。でも親密になると途端に拒否してしまう。心を閉ざしてしまう。
相手からしたら、なんで?って感じだよね。
そういうことを繰り返してきた。人間関係に悩むたびに「あぁ、まただ」と。
縁が切れると「あぁ、また同じ結果だ。」と。
私自身もなんで?って思う。これから紐解いていく必要がある。