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30代アダルトチルドレン。うつ病治療中。自由に書き散らすブログ

うつの回復期の難しさ

うつ病と診断されて、休職して、ちゃんと薬を飲んで
ただ何もせず…ひたすら日々を消費しているとだんだんと回復してくる。

するとまた悩みだす。

葛藤と不安。

焦り。


改めて感じる、うつ病の難しさ。
一般的にも、回復期に自殺が多いとか、再発が多いとか言うけど。
非常によくわかる。
周りからしたら、
「顔色良くなった」
「普通に笑えてるし、外出もしてるし、元気そう」
という印象を与えるから多少なりとも期待される。期待されていると思ってしまう。

でも…
違うんですよねー。このギャップは仕方ないと本人もわかってるけど、やっぱ辛い。

私は半年ほど療養したけど、こんな症状が未だ残っている。

  • 夜は薬(睡眠薬ではなく睡眠導入的なもの)がないとうまく寝れない。
  • 一日寝込む日もまだまだある。
  • 家事、三食食べる、風呂に入る、などの基本的な生活を毎日送るのは困難。
  • 近所のコンビニへ行くのさえもかなり気合いを入れないと無理。毎日出かけるとか無理。
  • 体重はベストの時から7キロ減った。全然戻らない。
  • とにかく体調の波がある。

などなど。だけど自分ではだいぶ回復したと思っている。


要はココからが一番大変なんだ。
大変なのにあまり情報がない。
体調の波を繰り返し繰り返し、そしてある日パァーッと光が射してうつ抜け…ません!

どうしたら良いのか悩んでいた時にこの本に出会った。
Amazon Prime Readingでダウンロードしたうちのひとつ。

うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」

うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」

この本は回復期メインな内容で私にはぴったりの本だった。
中にはカウンセリングで受けた心理療法も載っていた。
めちゃくちゃ参考になったし、やっぱ回復期は辛いもんなんだ!と安心した。
「もう治った?」「これは甘え?怠け?」が常につきまとってるから…。
何度も読みたい本。


私は「自分の回復日記」として、今日やれたことを書いていくことにした。
本当に小さいことでも「出来た」と書く。
しばらくやってみようと思う。