うつの回復期の難しさ
うつ病と診断されて、休職して、ちゃんと薬を飲んで
ただ何もせず…ひたすら日々を消費しているとだんだんと回復してくる。
するとまた悩みだす。
回復してきた!から社会復帰!までの間の距離めちゃくちゃ長くない…?ドン底状態よりは良いけど、全然先が見えてこないのは超不安。
— coffee980yen (@coffee980yen) 2017年8月1日
葛藤と不安。
仕事してないんだから家の事ちゃんとしなきゃ、と頑張りすぎて自滅。回復してきたから家事するのを期待されていると思い込んで、だらだらしてたら嫌われるかもって恐怖で自分を追い込んでしまった。無念。反省。
— coffee980yen (@coffee980yen) 2017年9月29日
焦り。
改めて感じる、うつ病の難しさ。
一般的にも、回復期に自殺が多いとか、再発が多いとか言うけど。
非常によくわかる。
周りからしたら、
「顔色良くなった」
「普通に笑えてるし、外出もしてるし、元気そう」
という印象を与えるから多少なりとも期待される。期待されていると思ってしまう。
でも…
違うんですよねー。このギャップは仕方ないと本人もわかってるけど、やっぱ辛い。
私は半年ほど療養したけど、こんな症状が未だ残っている。
- 夜は薬(睡眠薬ではなく睡眠導入的なもの)がないとうまく寝れない。
- 一日寝込む日もまだまだある。
- 家事、三食食べる、風呂に入る、などの基本的な生活を毎日送るのは困難。
- 近所のコンビニへ行くのさえもかなり気合いを入れないと無理。毎日出かけるとか無理。
- 体重はベストの時から7キロ減った。全然戻らない。
- とにかく体調の波がある。
などなど。だけど自分ではだいぶ回復したと思っている。
要はココからが一番大変なんだ。
大変なのにあまり情報がない。
体調の波を繰り返し繰り返し、そしてある日パァーッと光が射してうつ抜け…ません!
どうしたら良いのか悩んでいた時にこの本に出会った。
Amazon Prime Readingでダウンロードしたうちのひとつ。
- 作者: 下園壮太
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2004/05/01
- メディア: 単行本
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この本は回復期メインな内容で私にはぴったりの本だった。
中にはカウンセリングで受けた心理療法も載っていた。
めちゃくちゃ参考になったし、やっぱ回復期は辛いもんなんだ!と安心した。
「もう治った?」「これは甘え?怠け?」が常につきまとってるから…。
何度も読みたい本。
私は「自分の回復日記」として、今日やれたことを書いていくことにした。
本当に小さいことでも「出来た」と書く。
しばらくやってみようと思う。