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30代アダルトチルドレン。うつ病治療中。自由に書き散らすブログ

休職するといかに仕事に執着していたかがわかる

休職したての頃

  • あの案件どうなってるんだろ
  • 引き継ぎもせず急に休みになったけど大丈夫なんだろうか


そもそも私一人居なくとも会社は回ることは理解していました。
でも私しか知らないことが多くあったためそれが心配でなりませんでした。
もちろん以前から準備はしてありましたが…。事故等で自分が死んだ時用のためのメモを(笑)

それでもやっぱり心配になる。

  • あれ?coffee980yenいらなくね?

と思われることも少し恐怖でした。
10年弱勤めていて、転職できるスキルなんて無いと思っていたし。
必要とされなくなったら終わりだ、と。


しかし休養を続けるうちに気持ちが変わってきました。
会社と自分との間に距離ができて初めて気づいたのです。
いかに自分が会社にしがみついていたか。
仕事に囚われていたか、社会に執着していたか…

単純に会社のしている事業が好きでした。
でも労働環境は…?
周りから「働きすぎ」とか言われていたことを思い出す。
残業時間は大したことありません。時間の問題じゃなかった…。
時間だけでは過労勤務は測れないと思うのです。

「好き」だから働いていたら身体ぶっ壊した。
キャパオーバーだった。フォロー体制もなかった。
また、私自身は自分を守ることができなかった。ずっと綱渡り状態で、ついに落下したという感じ。

「身体壊す前(または過労自殺する前)に仕事辞めろ!」
というのはよく聞くセリフですが、本人が綱渡り状態だとしたらそんな決断できないんですよね。
休むことも、戻ることも怖いじゃないですか。ただ一点だけ見て渡り続けるしか…。

私は落下して重症(うつ病で休職)くらいで済みましたけど。
おかげさまで色々な気づきを得られました。
いろんな働き方がある。いろんな生き方がある。
真っ当である必要なんてない…。


結局しばらく休職をしていましたが、
会社側はほぼ完治しなければ復職させないし、復職しても労働時間等の配慮はしない、という見解で。
それを聞いた主治医には「あまり人を大事にしない会社なのかなあ?」なんて言われ…笑
私自身ももう無理だと思い退職しました。

最後に挨拶へ行った時、社長からはいかに頑張ってくれていたか痛感したよ、と言われた。
うーん。手遅れだよね(笑)
私だってもっとやりたいことあったし未練タラタラですよ。執着はなかなか手放せないよ。
しばらく悩むことになります。
でも復帰は無理だしね!自分の身体を大切にしよう。大切にしてくれる会社を見つけよう。
まずは社会復帰できるように頑張るしかない。