『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』を読んだ
他人の言葉や態度にいちいち一喜一憂する私がまさに「いつも誰かに振り回される」状態だ。
相手のことをおかしいと思っているにもかかわらず 、相手のちょっとした態度で一喜一憂してしまい 、相手に振り回されてしまいませんか ?
あるある。
惹かれて購入してみた。電子書籍だと少し安い。
- 作者: 大嶋信頼
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2016/10/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
自分の気持ちがわからなくなると 、常に人の気持ちを考えて 「相手から嫌われないように 」 、そして 「相手から認められるように 」と努力し続けてしまうのです 。しかし 、努力しても相手から認められたり 、感謝されることなんかありません 。
これ、やってしまう。
その努力は実らないとはっきり書かれていてハッとする。
自己否定感は 、自分のものではなくて 、劣等感を刺激された他人から伝わってくるもの
この観点は新鮮だった。難しい。
自分が自分であるために 「私は私 、相手は相手 」という適切な壁が人には必要です
相手の気持ちを考えそうになったら 「自我防壁 ! 」を唱えるようにすると 、だんだん自分と他人との間に壁ができて 、適切な境界線が引けるようになっていきました 。
自他の境界が曖昧になるのはアダルトチルドレンにありがちだ。
意識して適切な壁を作る…できたらいいんだけども。
恐怖や不安に陥るたびに 〈心 〉に聞いていくと 、どんどん幻想が解かれて 、そこには人がこわくない現実の世界が広がっていました 。
自分の心に常に問いかけることが大事。
心に問いかけることはそこそこできるようになってきたけど、答えが得られなかったりする。その辺はやり続けるしかないのだろう。
人はこわい。こわくない現実の世界っていいな。
大嶋信頼さんの本は初めて読んだけど、いつもと違うカウンセラーさんのカウンセリングを受けたって感じ。
うーん、人を選びそうな内容だった。
今カウンセリングでやっている心理療法と共通する部分もあって、実践できそうなこともあるが…。
カウンセリング受ける前に読んでたとしたら、???ってなってたと思う。
少し難しい…自分の負の感情は他から入れられたものである、という考え方。
自分の心に聞く、というのも一度も心理療法を受けたことがない人が一人でやるのは難しいと思う。
不安に飲み込まれた時に、この不安は自分のものではないと思えれば負のループからは抜けられるのかもしれない。
基本は自分の心に聞く、時に自分を切り離す?
難しい!